小さな男∧静かな声

「小説」が好きな人に、「小説以外」の本を薦めるブログ。趣味も入っています。

語彙力を上げたいあなたに、語彙力トレーニングのためのおすすめ本。

 

 

語彙力を上げたい。

 

多くの人が感じているであろうこの悩み、とはいえなかなか語彙力upの方法なんてわからないもんです。

 

ということで、語彙力を上げるために役立つ、日本語関連のおすすめ本を紹介します。

 

(たぶんほかで勧められている語彙力本とはちょっと違うチョイスになっています)

 

 

語彙力って?

 

そもそも語彙力って何でしょう?

たぶんみんなが納得できる答えを用意できる人はいないはず、というか語彙力なんて言葉の定義は人によってそれぞれです。

なので、「語彙力を上げたい」と思う人は、「具体的にどうなりたいのか?」をもう一歩踏み込んで考えないと、いつまでもふわふわした願いになっちゃいます。

  • マナーをわきまえた正しい日本語を身に着けたい。
  • ムツカシイ表現を使いこなしたい。
  • 頭のいい人のことばを理解したい。
  • いいたいことにピッタリ当てはまる表現を使いたい。
  • エスプリのきいた言い回しをマスターしたい。

自分の目的をはっきりと見極め、それに合った本を見つけましょう。

 

『日本語のニュアンス練習帳』中村明 岩波ジュニア新書

 

日本語を使い分けることにおけるニュアンスの違いを解説した本。

「コーヒー」「こーひー」「珈琲」でどう違う?など、文字に関するニュアンスや、「料理」「調理」の意味の違いなど、聞き手の立場にたった言葉の多様さを教えてくれます。

言葉を使うことの楽しさを感じられる一冊でもあり、自分の表現に対して慎重になれます。「練習帳」とは書いてあるものの、読み物として単純に面白いです。

 

『気持ちをあらわす基礎日本語辞典』森田良行 角川ソフィア文庫

 

「気持ち」に関する語だけを集めた簡易的な日本語辞典。その分、語に対する考察が一般の辞書に比べてとんでもなく深いです。

例えば「うるさい」ひとつとっても、「うるさい音」「うるさい世の中」「うるさい装飾」など、言われてみればいろんな表現に使われているんです。

その核の部分を突き詰めることで、語が持つ役割を確かめることができます。聞き手が引っかかるような語の違いに敏感になれる本です。

 

『たとえる技術』せきしろ 文響社

 

陳腐な表現を「たとえ」を使ってユーモアのある表現に一変させよう、という本。

「たとえ」を作るための実践的なテクニックもあり、日常生活でもちょっと使ってみたくなるようなウキウキ気分になります。

最低限の伝達方法、だけの日本語なんてつまらないですもんね。

みんなと一味違う表現を身に着けたい!という人に。

 

『かなり役立つ日本語クロスワード』北原保雄監修 大修館書店

 

単純に手持ちの語彙数を増やしたい!という方にはこれ。

『問題な日本語』シリーズの著者が監修した、日本語を学ぶことを目的にしたクロスワードパズル。

結構な解きごたえがあり、自分の語彙力に自信のある方でもかなりの知識欲が満たされるはずです。これを解いた後だとちょっと難しい小説の語彙も結構すらすら理解できたりします。

(あと単純にクロスワードって久しぶりにやると楽しいですね。)

 

『新明解類語辞典』

まさか辞書を薦められるとは、と思うかもしれませんが、類語事典は結構おススメです。

いいたいことがあるんだけど、この言葉はちょっと違う気がするな~といったときに、この類語辞典があればピッタリな表現を探すことができます。

マイナーな辞書ですが、文章を多く書く機会のある人は必携の辞書だと思います。

 

『日本語検定公式テキスト・例題集 「日本語」上級』

 

まさか検定を薦められるとは、と思うかもしれませんが、本気です。

マナーや語意など、「正しい日本語」を身に着けたいならこれが一番いいです。

(正しい日本語というのは物議をかもすテーマですが、まあそれは今回そういうことで)

外国人が受ける「日本語能力試験」と混同されがちですが、この日本語検定は日本人が規範的な日本語を確かめるための検定です。敬語や文法、語意など様々な分野をカバーしているので、一通りこなせば恥ずかしくない日本語が身に着けられます。

1級から5級までありますが、とりあえず社会人なら2級くらいから勉強すればいいかな?というところです。(自信があるなら1級からでもいいかも)

 

 

 

日本語を使いこなせる人間っていうのはかっこいいもんです。

だれでも使える日本語だからこそですね。