2020M1グランプリ優勝コンビのマヂカルラブリー。
深夜ラジオリスナーの間では、「マヂラブ、ラジオも相当面白いぞ??」とひそかな話題になっています。
その理由はこれまでに3回特番を経験したニッポン放送・「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン(0)」。
レギュラー陣とそん色のない安定感と爆発力を見せました。
深夜ラジオリスナーとしては、今年4月の改変にぜひとも潜り込んでほしいところ。
この記事では、「マヂラブのANN、どんくらいいけんの??
」を掘り下げていこうと思います。
ちなみに、マヂラブファンの方には野田クリスタルのエッセイを強くお勧めします。
一人の地下芸人・野田クリスタルのドキュメンタリーのような読み応えで、笑いながらも息が詰まるような、さらにマヂラブを応援したくなるような一冊です。
①クオリティ
まず、マヂラブのラジオ適性について。
これは自信をもって、「バツグン」といってしまいます。
根拠は以下。
マヂラブのANN特番経験は前述のとおり計三回。その三回とも、レギュラー放送を見越したかのような安定感のある放送をお届けされました。
①一回目(野田クリR-1優勝記念)
最初のANN0。
しかし特番感は感じさせず、レギュラー放送の一回のような安定感を見せました。これがおそらく多くのラジオリスナーの心をつかんだと思います。
普段奇人を演じる野田クリスタルの常識人あふれる話、ツッコミ村上のパーソナルが垣間見れるエピソード(ボロアパートの暮らし、哲学趣味等)をここで充分魅せられたのが大きいです。
特に村上の「イデア」の話からハガキ職人を呼び込む流れは「三四郎ANN」「Creepy NutsANN0」を彷彿とさせる鮮やかさでした。
マヂカルラブリーは野田クリスタルがキャラの立っているコンビですが、この放送で普段目立たない村上の能力の高さを見せられたのが大きいですね。
ここでオードリーのように、テレビでは伝えづらいパーソナリティ自身の魅力を伝えられたと思います。
②二回目(お笑いラジオスターウィーク)
一週間の放送をすべてお笑い芸人が務めるニッポン放送の企画の一角として呼ばれた二回目。
自己紹介的な一回目とは打って変わって、かつての戦友だったアルコ&ピース・酒井との思い出話を語るまさに通常回のような放送に。この放送で深夜ラジオリスナーは「このラジオは毎週聴ける」と確信したはずです。
アルピー酒井からのハガキ職人との連携もあり、マヂラブ/職人との親和性の高さを見せられた会でもありました。
③三回目(Mー1優勝後)
新年放送、今までのANNではなく、M1優勝記念の1部放送です。
三回目となる今回は、「霊力の高め方」というメールテーマを募集。
しかし、テーマの難しさからテーマメールがとっ散らかります。
この展開をマヂラブの二人がうまくさばき、結果的に「不調回の面白さ」を見せつける会となりました。
総じて、マヂカルラブリーは今まで経験した特番3回で、「パーソナリティ自身のラジオ適性」「通常回をこなせる安定感」「つまらない回を面白くできる保証性」をバランスよく見せつけることができました。
総じて、今のマヂカルラブリーには「レギュラーを勝ち取れる能力はある」と僕は思っています。
②枠の問題について
それでは、今のANN陣にマヂラブが入り込む枠はあるのか。
まずパーソナリティの入れ替わりが激しいANN0から見れば、
第一候補にあげられるのは木曜2部「水溜りボンドのANN0」かなと思います。
ANN0はチャレンジ枠を毎年1~2枠設けており、水溜りもその1枠だと思いますが、個人的には2ねん続く番組ではないかなと。。。
ANN0はもともと新人枠ということもあり、この枠は空く可能性はまあありそう。
次は月曜2部のファッサマANN0。
ここもこのタレント枠は数年続けるスタンスではなさそうかなと、、、
個人的には好きですけどね。
あとはどうだろう。
水曜佐久間さんはイベントも好調でもう少し続けられそう。
金曜霜降りもおそらくじっくり育てるだろうし打ち切りはないかな?
正直怪しいと思っているのが火曜CreepyNuts。
クオリティ的には申し分ない、むしろ全深夜ラジオ的にもトップレベルの面白さであることは深夜ラジオリスナーの多くがうなずくところだと思いますが、
・ANN0の新人重視思考
・Creepyのブレイク
を考えると、ANN0で4年目というよりは、
・頑張って1部昇格
・音楽活動を重視しラジオ降板
がありえそうかなと思っています。1部昇格してほしいけどね。
1部に関しては現状盤石の布陣で、
変わるとすれば現状多忙で休みがちな星野源?
しかしここもてばなすのはもったいないような、というところ。
やはり水溜まりorファッサマの枠に入り込むのが現実的かなと思います。
③競合
次世代のANN枠を狙うマヂラブにとって、脅威となる競合について、
1、鬼越トマホーク
マヂラブもライバル視している、同じお笑い枠。
面白さは折り紙付きですが、鬼越の特性的に毎週牙をむき続けるのは厳しそう?
話題性も含め、例えばお笑いのひと枠を争う戦いならマヂラブが有利かなー。
2、YOASOBI
人気絶頂中の音楽ユニット。Creepyのラジオで話題になってたけど、確かに次の改変で入り込んできそう。前2回の特番も面白かったし。
なので次はANN0のひと枠:YOASOBI、もうひと枠:誰か、になりそう、
そうなればマヂラブは割といけるか????
まとめ
マヂラブは十分ラジオスターになれる素質を持っているお笑いコンビです。
今から次の改変に滑り込めるように、みんなでお祈りしましょう!!