ブックカバー

革、布、紙、、ブックカバーの素材別メリットまとめ。

ブックカバーを買おう!と決心するとき、まず迷うのがその素材ではないでしょうか。

ブックカバーにはいろいろな素材がありますが、メジャーなのは

の三種類です。

今回はそれぞれの素材のいいところをプレゼンしたいと思います。

「革」素材のブックカバー

革カバーの種類

左上:牛革のシンプルなデザイン。よく見ると使い込んだシワが入ってます。

右上:シボ加工により細かいシワが付けられた革カバー。やわらかく手に馴染み、使い心地はピカイチです

左下:オイルレザー。イラスト付きの革カバーも珍しいけどあります。

右下:合皮のフェイクレザー。本革に比べ安く買えるのが特長

革カバーのメリット

①高級感

革カバーを選ぶ一番のポイントは何といってもその高級感。

お値段の張る革素材ですが(4,000~15,000円程度でしょうか)、そのお値段に見合った品質を手に入れることができます。

また、革カバーはシンプルなデザインが多いので、どんな本にもある程度合わせやすいというのもありますね。

デザイン云々では出せない、あの落ち着いた大人な雰囲気は革素材ならではです。

②経年変化

革雑貨に共通する楽しみの一つとして、使い続けることによる「経年変化」があります。

つるつるだった革の素材を何年も使い続けることによって、自分の手によって皺がつけられ、世界に一つだけのカバーとなります。

使えば使うほど自分だけになじんでいくのは心地いいですね。

③強度、耐水性

革のカバーはほかの素材に比べて強度にも優れています。破れたり、ほつれたりする心配がほとんどないのは持っていて楽ですね。

また、ほかの素材に比べて水に強いのも大きなポイントです。紙の本を守るのには大事な点です。

総じて、革製のブックカバーは一つのカバーを長く使い続けたい人におすすめです。

「布」素材のブックカバー

布カバーの種類

左上:手拭い生地のブックカバー。軽くて使いやすく、無限に柄があります

右上:帆布素材(キャンバス地)。優しい雰囲気で、紙の本と相性がいいです

左下:ネクタイと同じ布を使用。布カバーながら革のような高級感

右下:布カバーならではの個性的カバー。

布カバーのメリット

①個性的な柄

布カバーの特徴はその種類の豊富さと個性的な柄にあると思います。

お店でもいろんな種類の布カバーが売っていますし、現代だったらメルカリやミンネなどでもハンドメイド作品の布カバーがたくさんあります。

ちょっとかわいいブックカバーを探してて・・・という人にはおすすめです。

②複数持ちがしやすい

布製のブックカバーの利点として、バラエティの豊富さと値段のおてごろさから「複数持ちがしやすい」というのがあります。

複数持ちをすることで、「今日の気分はこれ、この本にはこのカバーが合うな!」と使い分けることができます。

ブックカバーは個性的な柄が多いので、コレクションするのもたのしいですよ!

③水洗いができる

布素材の利点としてもう一つ、「洗える」というのがありますね。

やっぱりブックカバーはできるだけ長く大切に使いたいので、汚れてしまっても洋服のように洗って落とせるのはでかいです。

布素材のブックカバーは、その柄の豊富さと買いやすさから、複数持って使い分けたい人におすすめです。

番外:ナイロン生地のブックカバーは?

布カバーと似たような特徴を持つカバーとして、ナイロン生地のブックカバーがあります。

同じくらいの柄の豊富さで布製よりも若干安め、ナイロンの利点としては革製のように耐水性があるというところでしょうか。

半面、化学繊維なので紙の本との相性が気になる商品もあります。一長一短ですかね。

紙素材のブックカバー

紙カバーの種類

左上:竹笹堂という京都の和紙メーカーのカバー。

右上:こちらも和紙。シワが目立っていいですね

左下:世界地図の柄は紙カバーならではの味が出てます

右下:オイルペーパー。他の素材に負けず劣らずの耐久度

紙カバーのメリット

①価格の安さ

紙カバーのメリットはやっぱりコストの安さでしょうか。革製、布製のカバーだと安くても1,000円以上のものが多いですが、紙カバーだと500円で3枚入り、とかがざらにあります。

さらに言えば、デザインをダウンロードして印刷することで無料で紙製ブックカバーを提供してくれるサービスもあります。

http://bookstyle.xyz/

耐久度はさすがにほかの素材に劣りますが、思いのほか丈夫なので結構長く使えます。なのでコスパは抜群な素材ですね。

②手作りが楽

紙カバーだったら、デパートの包装紙や紙袋などを使って、自分の好きな柄で簡単にブックカバーが作れます。

紙袋のブックカバーなんかは結構おしゃれでいい感じの仕上がりになりますね。

紙製カバーは安価でおしゃれなブックカバーを手に入れられるのがポイント。半面、数年間にわたって使い続けるには適しません。

おわりに

ブックカバーにはいろんな素材があり、それぞれに個性があります。

ブックカバーを買う際はできるだけ多くの種類を見比べて、自分に合ったカバーを見つけてください。